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レコード #校長室からの風景

 貸レコード屋から、大瀧詠一のアルバム「A  LONG  V・A・C・A・T・I・O・N」を借りたことがある人は、たぶん私(校長)と同年代。

 さて、いつものように廊下をぶらつ授業巡視していると、

郷ひろみに西城秀樹

教室の片隅に、懐かしいレコード(アルバム)を並べて授業をしています。これはLP盤ですね。

他にも

カセットテープ

ハイポジとかメタルとかいろいろなテープが当時はありました。ドルビーというのも映画の最後に出てくるマークではなくて、バックグラウンドノイズを低減するためのボタンのほうが私にはなじみです。

CD

このあたりからは、生徒はなんとなくわかるようです。先のカセットテープは、生徒は初見だったようで、蓋のガイドレールにカセットをスライドさせて閉めることもできませんでした。

音楽の授業かと思いきや

レコードの復権に関する評論を読んで
音楽メディアについて
友人と
先生と

意見を交わし、考えをまとめ発表する(もちろん英語で)授業でした。

発表の様子を聞くと、今の生徒はCDさえ買わず、すべてデジタル配信のようですね。レコードの復権はジャケットのデザインがインテリアとしてかっこいいというところなんでしょう。

配信で流行りの単曲ばかり聞いていたら、たとえば、カセットにレコードからダビングした大瀧詠一「A  LONG  V・A・C・A・T・I・O・N」を聞きながら

アルファスパイダーに乗って
潮風を切って海岸をドライブするような

アルバムが持つ独特の世界観を感じられなくなってしまうと思うのですが…。

※アルファスパイダーの写真は車のお友達所有のものです。写真提供に感謝。

みんなにも読んでほしいですか?

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