SHOGUN 将軍 #校長室からの風景
アメリカのテレビドラマ「SHOGUN 将軍」が、テレビ業界のアカデミー賞といわれるエミー賞で、ドラマシリーズ部門の作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞など18部門で受賞しましたね。
賞はアメリカですが、ドラマそのものはディズニープラスの世界発信なのでグローバル展開、アメリカだけでなく多くの国々の人々に受け入れられる物語です。日本でも(逆輸入)視聴は可能のようです。
一方、プロデューサー(兼主演)の真田広之さんのインタビューや受賞コメントにある「正統性」「時代劇の継承」「正しい日本観」という言葉にある日本(ローカル)に根差した製作姿勢は、日本(あるいは日本人)を描いたこれまでのアメリカの映画やドラマと一線を画すものになっていると思われます。
いわば、アメリカの映画等で学んだエンターテインメントとしてのグローバルな判断と、日本で数々の映画やドラマで主演を務めてきたローカルな感性の往還→グローカルな真田さんだからこそ手にすることができた栄誉なんだと思います。
さて、先日、将来世界で活躍する、もちろん地域でも活躍する本校生のために、正しい地域理解(ローカルな感性)を目指して、南相馬市役所の皆さんが駆けつけてくださいました。
ネットでググって(インターネットで情報を検索して)トップに表示される数項目をみてわかった気になるようでは、グローカルな活躍は望めません。今回は「小高」「観光・食べ物」「史跡芸能」「博物館」「ロボット地元企業」「移住定住」「子育て」「エネルギー」その道のプロに来ていただいての学び。
いくつかのブースを回れるように時間を区切ってはいたのですが…
単なるネット検索だけではわからない担当者の生の意見、担当者との対話による深い理解。
グローカルに活躍する様々な分野の「真田広之(の卵)」の誕生です。
この後生徒たちはワークショップなどで討議を重ね、南相馬について海外へ発信(英語で)する動画を制作予定です。
もしかしたら来年は……
目指せ、エミー賞!!!!!!