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文殊 #校長室からの風景

 「三人寄れば文殊の知恵」に登場する文殊菩薩は、知恵の仏様として有名ですね。人間も三人知恵を出し合えば、文殊菩薩に匹敵する知恵や能力が出せるという、よい諺です。 
 東北では亀岡文殊(山形県)が有名です。修学旅行で、京都の班別行動の際、受験生は北野天満宮(知恵の神様)をお参りすることが多いですが、一般に(ググると)日本三大文殊に数えられている天橋立の切土文殊(知恩寺)や奈良の阿倍文殊院は班別行動の枠では少々遠くて行けないのがネックです。
 ちなみに、修学旅行で神様だけではなく仏様にも合格祈願をして、両面サポートで受験を乗り切りたいと考えている読者受験生にお勧めは、金戒光明寺(左京区)の文殊菩薩ですね。新選組の本陣だったお寺ですので、班別研修の際には検討してみてください。

さて、先日

公開授業

本校の公開授業(教員向け)が行われました。校内だけではなく、他校の先生もお招きしての授業研究会です。

指導案

都合がつかず、公開授業中の撮影はできなかったのですが、

授業後の研修会
他校の先生方も参加

授業中にグループワークを取り入れている先生方ですから、自身のグループワークは当然積極的で、熱量の高いものになっていきます。

熱く語り
ポイントを絞り
方針と実際の差異を指摘し
真剣に耳を傾ける

白熱した議論が続き、予定時間になっても終わる気配がありません。司会が声をかけ、閉会へ。

それぞれの教科の専門家の知恵が結集するのが本校の授業。三人寄れば文殊の知恵… 文殊(専門家)が三人以上寄ったらいったいどんな知恵が生まれているのでしょうか。